口腔カンジダ症(口内カンジダ)の治療薬と対策
口腔カンジダ症(口内炎、通称スラッシュ)は、カンジダ・アルビカンスという酵母菌が原因で起こる口や喉の感染症です。健康な人ではまれですが、免疫力が低下したときや、ステロイド、化学療法、頭頸部への放射線治療などの影響で発症しやすくなります。症状が進行すると全身性の感染につながる恐れがあるため、医師の指導のもと適切に治療することが重要です。
主な抗真菌薬と使用方法
クロトリマゾール
- 舌下溶解錠(ロゼンジ)として提供され、口の中で15〜30分かけてゆっくり溶かします。
- 一般的な治療期間は2週間です。
ナイスタチン
- 乾燥粉末を水に溶かし、口内でうがいしながら飲み込みます。また、ロゼンジや液体製剤も利用可能です。
フルコナゾール
- 経口タブレットまたは液体として1日1回服用します。
- 症状が重い、または他の薬が効果を示さない場合に処方され、数週間にわたって使用することがあります。
アンホテリシンB
- 放射線治療中に再発し、他の抗真菌薬に耐性を示すケースで使用されます。
- 重篤な血流感染のリスクがある場合に、入院中に静脈投与されます。
- 副作用が強いため、生命に関わる危険があると判断されたときに限って使用されます。
