放射線治療の安全管理ガイド
放射線治療は、がん治療において化学療法と併用されることがあります。治療は外部照射(外部放射線)または内部照射(体内放射線)で行われ、外部放射線はスケジュールに沿って患部に照射し、内部放射線は放射性物質を体内に埋め込む方法です。内部放射線を受けた患者には、放射線被ばくを防止するための特別な安全対策が必要です。
必要なもの
- 手袋
- 長い使い捨てピンセット
- 密閉容器(放射性物質の廃棄用)
安全管理手順
- 内部放射線インプラントを持つ患者は、プライベートルームと専用バスルームを備えた個室に配置し、スタッフや他の患者、来訪者への放射線曝露リスクを最小限に抑えます。
- スタッフや来訪者は患者の部屋に滞在する時間をできるだけ短くします。来訪者は1時間以内に退室するよう指導してください。
- 妊娠中の女性や16歳未満の子どもは、内部放射線インプラント患者の部屋への立ち入りを禁止します。
- 未封止の放射性インプラントからの分泌物や排泄物を取り扱う際は、必ず手袋を着用してください。これらは放射線源となり得ます。
- 長いピンセットと密閉容器を患者の部屋に常備し、インプラントが誤って外れた場合は手で直接触れず、ピンセットで拾い、容器に入れて安全に処理します。
- 部屋に入る前に放射線測定バッジ(ドーズモニター)を装着し、個人の被ばく量をリアルタイムで管理します。
以上の手順を遵守することで、内部放射線インプラント患者の安全管理を徹底し、スタッフや他の患者への不必要な放射線曝露を防止できます。
