がん患者が受ける放射線治療の回数はどれくらい?
がん患者が受ける放射線治療の回数は、がんの種類・ステージ、患者の全身状態、腫瘍の部位など複数の要因によって決まります。一般的には、1回の単発治療から数週間にわたって数十回の治療まで幅があります。
局所腫瘍の場合
腫瘍が体の特定部位に限局している場合、放射線療法は主に以下の2つの方法で行われます。
外部ビーム放射線療法(External Beam Radiation Therapy)
体外から高エネルギーX線や陽子ビームを腫瘍部位に照射します。治療回数はがんの種類や目標とする線量により異なりますが、通常は5回から30回程度です。
内部照射(ブラキセラピー)
放射性物質を腫瘍内部または近傍に直接配置します。治療は数分から数時間の照射を数週間続ける場合や、放射性物質を長期間留置する場合があります。
全身性のがん(白血病・リンパ腫など)
白血病やリンパ腫のように全身にがん細胞が広がっている場合、放射線療法は全身照射(Total Body Irradiation)や特定のリンパ節・部位への局所照射として行われます。必要な治療回数は使用するレジメンにより異なります。
他の治療との併用
放射線療法は手術、化学療法、免疫療法などと組み合わせて実施されることが多く、具体的な治療計画は患者ごとに専門医チームが決定します。
