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皮膚未分化大細胞リンパ腫

皮膚性未分化大細胞リンパ腫(Cutaneous Anaplastic Large Cell Lymphoma)は、T細胞系統の非ホジキンリンパ腫の一種です。進行は遅く、主に皮膚に現れますが、場合によっては皮下組織や他臓器へ転移することがあります。

診断

疑いのある皮膚病変を生検し、病理医がリンパ腫細胞上のCD30陽性マーカーを確認します。疾患のステージ評価には骨髄生検が行われ、MRI、CT、PET検査で深部組織への浸潤の有無を調べます。

症状

初期は赤みを帯びた小さな結節や斑状の病変として現れ、全身のどこにでも出現します。潰瘍化やかゆみを伴うことが多く、湿疹と誤診されることがあります。約10%の患者で、結節近傍にリンパ節腫脹がみられます。

特徴

発症は主に45歳から60歳の中高年に多く、男性にやや多い傾向があります。特定の危険因子は明らかになっていません。

治療

治療は比較的穏やかで、局所ステロイド、放射線療法、UVB光線療法、外科的切除などが選択されます。初回治療後の経過観察により、追加の治療が必要かどうか判断します。

予後

外科的に腫瘍を完全に切除した患者の5年生存率は約90%で、再発はまれです。

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