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血管腫(ヘモジゴーマ)とは何か

血管腫(ヘモジゴーマ)は、皮膚や粘膜にできる良性の血管腫瘍です。悪性ではなく、通常は治療の必要がありません。出生時に現れ、種類によっては自然に薄れることがあります。

特徴

  • 血管が多数集まって赤色または肉色の斑点を形成します。頭部や頸部に多く見られます。

種類

  • ストークバイト(シラサギのくちばし痣):淡いピンク色で、目の周りや額、首にできやすい。
  • 葡萄酒色斑(ポートワイン・ステイン):濃い赤色から紫色で、顔面や頬骨付近に現れます。
  • イチゴ状血管腫:毛細血管が増殖し、出生後数か月で赤い腫瘍として出現し、徐々に平坦化します。

診断

  • ストークバイトは主に白人に見られ、時間とともに消失します。
  • 顔面や眼周囲のポートワイン・ステインは、三叉神経付近にある場合、脳の形成異常を示すことがあり、詳細な神経学的検査やCT・MRIが必要です。
  • イチゴ状血管腫は出生後約9か月で出現し、数年で縮小し、最終的に淡い肉色の痣となります。

治療

  • ストークバイトやイチゴ状血管腫は自然に退色するため、特別な治療は不要です。
  • 三叉神経付近のポートワイン・ステインがある場合は、神経学的検査や画像診断を行い、必要に応じてレーザー治療や外科的除去を検討します。関連するてんかんや筋力低下が認められる場合は、薬物療法が行われます。

注意点

  • 血管腫は通常柔らかいですが、硬くゴムのような感触がある場合は他の腫瘍の可能性があります。必要に応じて生検を行い、診断を確定します。

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