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皮膚の真菌感染症は何が原因ですか?

皮膚の真菌感染症(皮膚糸状菌症、通称リングワーム)は、皮膚糸状菌と呼ばれる真菌が原因です。これらの菌は温かく湿った環境を好み、感染者や動物、汚染された物品、土壌などを介して広がります。

主な感染部位と症状

頭部(円形脱毛症)

頭皮に感染し、かゆみや抜け毛を伴う円形の赤い斑点が現れます。感染した人との直接接触や、くし・帽子などの共有が主な感染経路です。

体部(体部リングワーム)

体の皮膚に円形で赤くかゆい斑点ができ、境界がはっきりしています。感染者との接触や、汚染された衣類・タオルなどから感染します。

股部(股部リングワーム、いわゆる「ジャックイッチ」)

股間や太ももの内側にかゆみを伴う赤い発疹が現れます。汗をかきやすいスポーツ選手に多く、皮膚と皮膚の直接接触や汚れた衣類・床面から感染します。

足部(足白癬、いわゆる「アスリートフット」)

足指の間や足裏にかゆみと赤み、ひび割れが生じます。プールやロッカールーム、公共のシャワーなど湿った場所を裸足で歩くことが主な原因です。

爪(爪白癬、爪真菌症)

爪が厚くなり、変色し、もろくなります。皮膚糸状菌が爪に侵入し、直接接触や汚染された床面から感染します。

カンジダ皮膚感染

酵母菌のカンジダが、脇の下・股間・乳房下など湿潤で皮膚が重なる部位に感染します。直接接触や汚染された物品から広がります。

感染リスクを高める要因

  • 温暖で湿度の高い環境への長時間の曝露
  • 免疫力の低下
  • 糖尿病などの基礎疾患
  • 皮膚の外傷や切り傷
  • タイトな服装や通気性の悪い下着
  • 個人用具(タオル・靴下・くしなど)の共有
  • 感染動物との接触

予防と対策

手洗い・入浴後の乾燥、湿った環境を避ける、個人用具は共有しない、足は通気性の良い靴下と靴を選ぶなど、日常的な衛生管理が有効です。疑いがある場合は早めに医師の診断と適切な抗真菌薬治療を受けましょう。

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