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胃の背後にある副腎の切除(腺摘出)とは?

副腎摘出とは

胃のすぐ後ろに位置する小さな三角形の腺、すなわち副腎(腎上腺)を部分的または全部的に取り除く手術を指します。副腎は各腎臓の上にあり、アドレナリンやコルチゾールといったストレス応答に欠かせないホルモンを分泌しています。

主な適応疾患

副腎摘出は、以下のような疾患や状態の治療のために行われます。

  • 副腎腫瘍:良性(ベニン)でも症状が出る場合や、悪性(がん)の場合は手術が第一選択となります。
  • クッシング症候群:体内でコルチゾールが過剰に産生され、体重増加・高血圧・糖尿病・骨粗鬆症などを引き起こす状態です。片側または両側の副腎を摘出することで症状が改善します。
  • アジソン病(副腎不全):副腎機能が低下し、コルチゾールが不足することで体重減少・倦怠感・低血圧・皮膚の色素沈着などが現れます。機能が著しく低下した側の副腎を摘出することがあります。

手術方法

多くの場合、腹腔鏡手術が選択されます。小さな切開口を数箇所作り、カメラと特殊器具で副腎を摘出します。腫瘍が大きい、浸潤が疑われる、または合併症がある場合は、開腹手術が必要になることもあります。

術後の回復

回復期間は手術の範囲や患者の基礎疾患により異なりますが、腹腔鏡手術の場合は数日で退院できることが一般的です。術後はホルモン補充療法が必要になることがあり、定期的な血液検査でホルモンバランスを管理します。

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