スポーツ用水ボトルは健康に害がありますか?
影響
シンシナティ大学の科学者スコット・ベルチャーによれば、実験室や動物研究ではごく少量のBPAでも内分泌系に有害な影響があることが多数の科学的証拠で示されていますが、人間に関する臨床的証拠は少ないとされています。
熱とBPA
ベルチャーはスポーツ用水ボトルを沸騰した水にさらす実験を行い、常温時に比べて最大55倍のBPAが放出されることを確認しました。液体の温度がBPA放出量に直接影響することが分かっています。なお、どの程度のBPAが人体に有害かはまだ明確ではありません。この研究は2008年1月30日付の『Toxicology Letters』に掲載されました。
BPAフリー製品
現在、多くのプラスチック製品はBPAフリー版が販売されており、パッケージやラベルで「BPAフリー」等と表示されています。金属製のスポーツボトルはそもそもBPAを含まないため、自然とBPAフリーです。
予防・対策
BPAの摂取が心配な場合は、BPAフリーのプラスチック製品を選ぶか、金属製ボトルに切り替えると良いでしょう。
理論・推測
一部の仮説では、BPAが自閉症や認知機能障害に影響を与える可能性が指摘されています。また、内分泌系と神経内分泌系ホルモンの関係が統合失調症と結びつく研究も報告されています。
