個人歴
アメリカがん協会によると、過去に一方の精巣でがんを経験した男性は、もう一方の精巣でがんになるリスクが3〜4%に上昇します。定期的な自己検査で異常な腫れやしこりを早期に発見することが重要です。
年齢
20歳から54歳の男性が精巣がんのリスクが最も高く、全症例の約90%がこの年齢層で発症します。10代後半から月に一度の自己検査を習慣化し、異変があれば速やかに医師に相談しましょう。
降垂睾丸(未降下精巣)
出生時に精巣が陰嚢へ下降しない「未降下精巣」は、精巣がんの主要なリスク因子です。出生時の約3%の男児が未降下精巣を持ち、がんは主にこの精巣で発生しますが、正常に降下した精巣でも約25%のケースでがんが起こります。
HIV感染
免疫機能が低下するHIV感染は、精巣がんのリスクを高めます。AIDS患者では特にリスクが上昇し、他の感染症は精巣がんの危険因子とされていません。
治療法
治療は手術、化学療法、放射線療法の3つが主です。腫瘍の大きさやステージに応じて、精巣全摘出や人工精巣の埋め込みが行われます。化学療法はがん細胞の増殖を抑制し、放射線療法は腫瘍縮小に役立ち、併用されることもあります。
