精巣癌がある場合、精巣は除去されますか?
根治的鼠径部精巣摘出術(ラジカル・イングウィナル・オルキエクトミー)
精巣癌が確認された場合、患側の精巣を外科的に除去する手術が必要です。この手術は「根治的鼠径部精巣摘出術」と呼ばれ、鼠径部の切開から行われます。
手術の流れ
手術では、精巣全体と精索(精管・血管・神経)を含む周囲組織を一括で切除します。血管や神経、精子生成に関わる構造はできるだけ保存しながら、がん組織を完全に取り除くことが目的です。
術後の病理検査
摘出した組織は病理検査に回され、がんの確定診断、ステージ、組織型が評価されます。これにより、今後の追加治療(化学療法や放射線療法)の必要性が判断されます。
術後の影響と対策
除去された精巣は元に戻すことができないため、身体的・心理的な変化に対処する必要があります。希望する場合は、陰嚢の見た目を整えるために人工精巣(プロテーゼ)の装着や再建手術が選択肢となります。
