生理の約2週間前に茶色い血が出るのはなぜ?
生理の約2週間前に茶色い点状出血が見られることがあります。その多くは、受精卵が子宮内膜に着床する際に起こる「着床出血」と呼ばれるホルモン変動が原因です。着床は排卵後6〜12日目、すなわち月経周期の中頃に起こり、数日間だけ軽い茶色やピンク色の血が出ることがあります。
着床出血とは
受精卵が子宮壁に定着すると、微小な血管が破れ、少量の出血が起こります。通常は1〜2日で止まり、出血量はごく少量です。
その他の原因
- ホルモンバランスの乱れ:ストレスや甲状腺機能障害、多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)などが原因で、月経前に点状出血が起こることがあります。
- 子宮筋腫:子宮にできる良性腫瘍で、出血や骨盤痛を伴うことがあります。
- 子宮内膜症:子宮内膜組織が子宮外に増殖し、出血や痛み、不妊の原因となります。
- 子宮腺筋症:子宮筋層に内膜組織が侵入し、重い月経や出血、骨盤痛を引き起こします。
- がん:稀ですが、40歳以上で家族歴がある場合や、骨盤痛・異常分泌物・体重減少などの症状があると、子宮や子宮頸部のがんが疑われます。
受診の目安
出血が数日以上続く、量が増える、痛みや異常分泌物が伴うなどの症状がある場合は、婦人科医に相談しましょう。医師は原因を特定し、必要に応じて検査や治療を提案します。
