亜硫酸アレルギーの兆候と症状

亜硫酸塩は食品の保存性を高め、変色や褐変を防ぐ添加物です。ワインや乾燥果実、加工食品などに広く使用されていますが、一部の人にはアレルギー反応を引き起こします。1986年に新鮮な果物・野菜への使用は禁じられましたが、その他の食品や飲料には依然として使用されています。亜硫酸塩アレルギーの症状は軽度から命に関わる重篤なものまで様々です。

咳(せき)

肺の粘膜が炎症を起こし、気道が一時的に狭くなるため、肺壁の筋肉が収縮し咳が出ます。

呼吸困難

亜硫酸塩から発生する二酸化硫黄は、感受性の高い人に激しい喘息発作を引き起こすことがあります。喘息患者の約5〜10%が亜硫酸塩に対してアレルギー反応を示すとされています。

腫れ

唇、眼、口腔などが腫れ、特に喉が腫れると気道が狭くなり呼吸が困難になります。症状は摂取後30分以内に現れることが多いです。

腹痛

軽い痙攣から鋭い持続性の痛みまで様々です。嘔吐や下痢、悪心を伴うこともあります。

めまい

血圧低下と酸素不足によりめまいが生じ、場合によっては意識喪失に至ります。

皮膚の過敏症

皮膚に発疹やかゆみのある蕁麻疹が現れ、広範囲に及ぶことがあります。時には灼熱感を伴うこともあります。

胸部の圧迫感

胸が締め付けられるように感じ、呼吸がしにくくなります。この感覚は心筋梗塞の症状と類似するため、注意が必要です。

アナフィラキシーショック

最も危険な症状で、咳、蕁麻疹、胸部圧迫感など複数の症状が同時に現れ、血圧低下と脳への酸素供給不足が起こります。呼吸困難が重なると致命的になる可能性があります。

上記の症状が現れた場合は速やかに医療機関を受診し、エピペン等の救急処置を受けてください。

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