心房動脈瘤の症状と注意点
概要
心房動脈瘤は心臓の上部腔(心房)の壁にできる嚢状の膨らみです。多くは無症状ですが、破裂や血流障害のリスクがあるため、症状が現れた際は見逃さないことが重要です。
危険性
- 動脈瘤が破裂すると大量出血が起こり、ショックや失神、最悪の場合は死亡に至ります。緊急手術が必要となるため、疑いがある場合は直ちに救急車(911)を呼びましょう。
破裂時の症状
- 急激で激しい胸部または心臓部の痛みが突然現れます。破裂がゆっくりと進行する場合は、痛みが軽度で持続的になることがあります。
心拍感覚の変化
- 心房動脈瘤のある人は、心臓の脈動感や flutter(フラッタ)感、動悸を感じることがあります。時間とともにこれらの感覚が強くなることがあります。
その他の症状
- 胸部、上背部、顎、腕の痛み
- 嚥下困難や声がかすれる
- 呼吸困難、咳嗽、失神発作
関連する診断・合併症
- 心房中隔動脈瘤と同時に、開存卵円孔(PFO)を合併しているケースが多いです。PFOは出生時に存在し、通常は閉鎖しますが、閉鎖しない場合は血流の異常が生じることがあります。
- 超音波心エコーや心臓CT・MRIで動脈瘤の有無や大きさを評価します。
