疑似脳動脈瘤とは?
定義
疑似(偽)脳動脈瘤は、血管壁のすべての層を巻き込まない血管壁の拡張を指します(brain-aneurysm.com)。通常、脳動脈の最外層のみが関与し、血管壁の損傷や裂傷の後に生じます。一方、真性脳動脈瘤は壁の全層を含む異常な膨らみです。
症状
破裂した脳動脈瘤の主な症状は、突発的で激しい頭痛、首の痛みやこわばり、視力のぼやけや二重視、吐き気・嘔吐、光過敏、失神や意識喪失、発作です。その他、片側の瞳孔散大、視野欠損、眼の上または後ろの痛み、まぶたの垂れ、こめかみや頭蓋後部の痛みなどがあります。
原因
脳動脈瘤のリスク要因には、動脈硬化、加齢、家族歴、既往の動脈瘤、性別・人種、高血圧、喫煙があります。また、外傷、腫瘍、薬物乱用も関与します。まれに、動脈壁の感染による真菌性(ミコティック)動脈瘤があります。
検査方法
脳動脈瘤の診断には、CT、CTA(コンピュータ断層血管造影)、MRA(磁気共鳴血管造影)、脳血管造影が用いられます。CTAは、標準CTより血管を詳細に評価でき、造影剤を使用します。さらに、腰椎穿刺で脊髄液中の血液有無を確認することもあります。
治療
動脈瘤の大きさと症状に応じて治療方針が決まります。小さく無症状の場合は経過観察が選択されますが、大きく痛みや他の症状を伴う場合は手術や血管内治療が推奨されます。
