虫垂(盲腸付属器)の役割と炎症について
虫垂とは
虫垂は大腸(盲腸)に付随する、指の先ほどの長さの小さな袋状の器官です。腹部の右下部に位置しています。
機能は?
現在のところ、ヒトにおける明確な機能は確認されていません。多くの研究者は、虫垂はかつて免疫系や腸内細菌の保護に関与していたと考えられる「退化器官(痕跡器官)」であると推測しています。
炎症(虫垂炎)
虫垂が炎症を起こすと「虫垂炎」と呼ばれ、激しい腹痛や発熱を伴います。重症化すると穿孔や腹膜炎の危険があるため、外科的に虫垂を切除する手術(虫垂切除術)が必要となります。
まとめ
虫垂は現在は機能不明とされる痕跡器官ですが、炎症が起きた場合は迅速な診断と手術が重要です。
