摂食障害(神経性食欲不振)治療計画

摂食障害の最も顕著な症状は急激な体重減少と栄養不良です。主に思春期以降の女子や女性に多く見られ、食事への執着と体重増加への恐怖が特徴です。放置すると致命的になることもあるため、早期かつ包括的な治療が不可欠です。

初期評価

  • 治療計画を立てる第一歩は、患者の状態と原因を総合的に把握する初期評価です。医師は以下の点を詳しく聞き取り・検査します。

    • 身体的・心理的既往歴
    • 現在の身体状態(体重、血液検査、バイタルサインなど)
    • 精神的・感情的状態

    この情報に基づき、最適な治療法と必要な治療期間を決定します。

医療的ケア

  • 摂食障害は身体機能に大きな影響を与えるため、まずは医学的な安定化が必要です。具体的な対応は次のとおりです。

    • 脱水や電解質異常の是正(点滴・経口補水)
    • 栄養補給(経管栄養や高カロリー食の導入)
    • 必要に応じた薬物療法(抗うつ薬や食欲刺激薬)

    身体的基礎が回復した段階で、心理的治療へと移行します。

心理的ケア

  • 心理的アプローチは摂食障害回復の核心です。主な治療は以下の通りです。

    • 個別カウンセリング(認知行動療法、対人関係療法など)
    • グループセラピー(同様の課題を持つ患者との交流)
    • 栄養指導(管理栄養士による食事計画)
    • 身体療法(理学療法士による運動指導)

    多職種が連携し、患者が身体的・精神的に完全回復できるよう支援します。

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