拒食症が飢餓状態を引き起こす仕組み

拒食症(Anorexia nervosa)は、極端な食事制限や過度な運動などにより、体内のエネルギー供給が著しく不足し、結果として飢餓(ストラビング)状態に至ります。以下に主なメカニズムを解説します。

1. 食事制限によるカロリー不足

拒食症患者は一日あたり極めて少ないカロリーしか摂取しません。その結果、体は必要な栄養素を得られず、栄養不良と飢餓に陥ります。

2. 消化吸収障害

胃腸の機能低下や吸収不良が起こりやすく、たとえ食事を摂っても栄養素が十分に吸収されません。これがさらに栄養不足を悪化させます。

3. 過度な運動

カロリーを消費しようと過剰に運動するケースが多く、エネルギー消費がさらに増加します。エネルギー収支がマイナスになり、飢餓状態が促進されます。

4. ホルモンと代謝の乱れ

食欲や代謝に関わるホルモンバランスが崩れ、食欲低下やエネルギー消費増大が起こります。これにより栄養摂取がさらに困難になります。

5. 心理的要因

体型への執着や体重増加への恐怖が、空腹感や満腹感のシグナルを無視させます。その結果、持続的な食事制限が続き、飢餓に至ります。

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