摂食障害(神経性食欲不振)における自尊心の問題とは

自尊心の低下と体像の歪み

神経性食欲不振(AN)を抱える人は、自己評価が低く、身体イメージが否定的です。たとえ極端に痩せていても「自分は太っている」と感じ、外見に対して過度に批判的になりがちです。このような認知は、無価値感や不十分感、恥ずかしさを引き起こします。

感情表出の困難

AN患者は特に否定的な感情を表に出すことが苦手です。「常に完璧でなければならない」「弱さを見せてはいけない」という思考が支配的で、結果として孤立感や孤独感が増し、自己評価がさらに低下します。

併存する精神的問題

摂食障害はうつ病、不安障害、強迫性障害などの他の精神疾患と併発することが多く、これらも自尊心の低下を助長し、回復を困難にします。

治療のポイント

低い自尊心はANの原因ではなく、共通する症状のひとつです。摂食障害そのものの治療を進めることが、自己評価の改善や全体的なメンタルヘルスの向上につながります。

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