喘息を持つ子どもが犬にアレルギーを持っていないケースも多く、オーストラリア保健福祉研究所が発表した『オーストラリアの子どもの喘息』によれば、犬が喘息を発症させる直接的な原因になることはないとされています。特定の品種が他よりアレルギー反応を起こしにくいという科学的根拠はありませんが、抜け毛が少ない犬や毛がほとんどない犬は、ダンダー(皮膚のフケ)や毛の管理がしやすく、喘息の子どもへの配慮がしやすくなります。
毛がほとんどない犬(スキンレス)
- 中国クレストゥ(Chinese Crested)やペルー・インカ犬、メキシコ原産のスキンレス犬(Xoloitzcuintli)などは毛が極めて少なく、掃除が楽です。
抜け毛が全くない犬
- プードル、コッタン・デュラ(Cotton de Tulear)、ベドリントン・テリア、ダンディ・ディーモント・テリア、ポルトガル・ウォータードッグなどは、毛はあるものの抜け毛がほとんどありません。これにより室内のダンダー量が減ります。
抜け毛が少ない犬種
- シーズー、ビション・フリーゼ、ハバニーズ、ヨークシャー・テリア、マルチーズ、シュナウザー、エアデール、プーリ、ベルガマスコ、バセンジーなど、裏毛がなくカールやマット、コーディング、ワイヤーヘアの犬種は抜け毛が抑えられます。
ダンダー対策
- 喘息のトリガーは毛ではなく、ダンダーや唾液です。定期的なブラッシングと入浴で犬の体表からダンダーを除去しましょう。
- 室内のカーペットを撤去し、HEPAフィルター付き空気清浄機を使用する、犬を子どもの寝室に入れないといった対策も有効です(メイヨークリニック参照)。
その他の配慮点
- アレルギー免疫療法(アレルギーショット)を受けることで、犬に対する反応が軽減される場合があります。
