頭部や側頭部の血栓の症状とは?

定義

血栓は、血小板や赤血球、タンパク質のフィブリンが凝集して血管の損傷部位を止血する仕組みです。皮膚表面で起こるかぶれは外部止血、血管内で起こる内部止血は危険です。多くは自然に溶解しますが、血管内で血栓が拡大し血流を遮断すると、脳内で起こる血栓は「脳静脈血栓症」と呼ばれます。

血栓の移動

血栓は形成された部位から剥がれ、血流に乗って心臓・脳・肺など他の臓器へ移動することがあります。

原因

頭部外傷により頭蓋と脳の間に血液が溜まると血栓ができ、脳に圧迫を与えます。これらは硬膜外血腫・硬膜下血腫と呼ばれ、放置すれば致命的です。

症状

激しい頭痛は脳血栓の代表的なサインです。意識障害、思考遅延、性格変化、軽度の麻痺、発作(痙攣)も現れます。短時間の重度麻痺や言語障害が突発的に起こることもあります。

治療と予防

血液をサラサラにする薬(血液希釈薬)で予防できます。市販のアスピリンは代表的な血液希釈薬です。脳内血栓はMRIやCTで確定診断し、確定後はヘパリン注射や経口ワルファリンなどが投与されます。必ず医師の指示のもとで服用してください。頭蓋内に血液が大量にたまった場合は外科手術が必要になることがあります。

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