不適合な血液型混合による症状とは
不適合な血液型混合による輸血反応とは
不適合な血液型同士が混ざると、輸血反応(溶血性輸血反応)と呼ばれる重篤な状態が起こります。以下に主な症状を示します。
- 発熱:輸血後15〜30分以内に急激に体温が上昇します。
- 悪寒・震え:激しい寒気や全身の震えが現れます。
- 背部痛:特に腰部の強い痛みがしばしば報告されます。
- 呼吸困難:息切れや肺に液体がたまることで呼吸が苦しくなります。
- 頻脈:心拍数が著しく上昇します。
- 低血圧:血圧が急激に低下します。
- 意識障害:混乱や錯乱、覚醒レベルの低下が見られます。
- 嘔吐・悪心:胃の不快感、吐き気、嘔吐が起こります。
- 輸血部位の痛み:点滴部位に痛みや不快感が現れます。
- 濃い尿:ヘモグロビンが尿中に漏れ出すため、尿が赤褐色になることがあります。
- 黄疸:皮膚や眼球が黄色く変色し、赤血球破壊が進行していることを示します。
- ヘモグロビン尿症:尿中にヘモグロビンが混ざり、色が赤や茶色になる状態です。
- 腎不全:重症例では腎臓にダメージが及び、腎機能が低下することがあります。
これらの症状は医療緊急事態です。輸血反応が疑われたら、直ちに医療機関での処置が必要です。
予防策
輸血前に血液型と抗体の適合性検査を徹底し、適切な血液を使用することが最も重要です。
