多発性骨髄腫の主な症状とサイン

多発性骨髄腫は骨髄の形質細胞ががん化する疾患で、早期発見と治療が予後改善の鍵となります。以下に代表的な症状をまとめました。

腎臓障害

血中のカルシウムやタンパク質が増加すると腎臓に負担がかかり、腎不全に至ることがあります。頻尿、口渇、吐き気、嘔吐、食欲不振、筋力低下、倦怠感などが現れます。

骨の痛み

形質細胞が骨に浸潤し骨折しやすくなるため、肋骨や腰部に疼痛が生じます。軽い鈍痛から激しい痛みまで症状は様々です。

倦怠感

多くの患者で貧血がみられ、皮膚が蒼白になることがあります。倦怠感は単なる疲れではなく、睡眠の有無に関係なく日常生活全般に影響します。

感染症リスクの増加

患者は感染症にかかりやすく、約15%が肺炎をはじめ、尿路感染、帯状疱疹、創傷の治癒遅延などを経験します。

しびれ・感覚異常

手足にしびれやチクチク感が出ることがあり、全身的な不快感を伴うことがあります。

稀な症状

血液が粘稠になる「高粘度症」では息切れ、意識障害、胸痛が現れます。また、寒冷に敏感になる「冷球蛋白血症」や、血中にアミロイド様物質が沈着し臓器機能を障害する「アミロイドーシス」も報告されています。

早期発見の重要性

早期に診断し適切な治療を開始することで、予後が大きく改善します。疑わしい症状がある場合は、速やかに医療機関で検査を受けましょう。

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