血栓を防ぐ方法
はじめに
長時間のフライトで血栓(深部静脈血栓症、肺塞栓症)のリスクが高まることは広く報じられています。航空会社に対して訴訟が起こされたこともあります。しかし、ニュージーランドの研究者が血栓患者を対象に行った最新の調査では、最もリスクが高いのは飛行機に乗る人ではなく、長時間座り続ける仕事をしている人であることが明らかになりました。
血栓リスクを高める主な要因
2007年3月にニュージーランド医療ジャーナルが報告した62例の深部静脈血栓症患者の調査では、34%(約3分の1)が最近長時間デスクに座っていたのに対し、航空機での長時間移動を経験したのは21%に過ぎませんでした。
血栓予防の具体的な対策
定期的に休憩を取る
座りっぱなしにならないよう、1時間ごとに立ち上がり、5〜10分程度歩くことを習慣にしましょう。
食事はデスク以外で
昼食はできるだけ席を離れ、屋外や別の場所で取ります。どうしてもデスクで食べる場合は、食後に5〜10分の散歩を取り入れてください。
姿勢を変える
1時間以上連続で座らないようにし、立ち上がってストレッチや軽い体操を行いましょう。
リスクが高い人向けの追加対策
長時間座る職種の方や、エストロゲン剤を使用している女性など、血栓リスクが高いとされる人は、以下の対策も検討してください。
- 軽度のコンプレッションストッキング(着圧ソックス)を着用
- 1時間ごとに足のストレッチを実施
- アルコールの過剰摂取を控える
- 医師の指示のもと、日常的にアスピリンを服用
