血圧が急激に下がる原因は?
概要
血圧が急激に低下する状態は、起立性低血圧(orthostatic hypotension)とも呼ばれ、心拍ごとに血圧が通常よりも低くなることを指します。心臓や脳への血流が不足し、めまいや失神を引き起こすことがあります。
正常血圧と低血圧の基準
一般的な血圧は 90/60 mmHg から 130/80 mmHg の範囲とされています。わずか 20 mmHg の低下でも、特定の人では健康に影響を及ぼすことがあります。
低血圧の種類
- 起立性低血圧:寝ている姿勢から立ち上がるなど、体位変換に伴う急激な血圧低下。
- 神経性低血圧:若年者や子どもに多く、長時間立っていると起こる。
- 重度低血圧:大量出血やショックにより血圧が急激に低下する。
主な原因
- 薬剤:利尿薬、降圧薬、鎮痛薬、抗うつ薬など。
- 基礎疾患:心不全、脱水、糖尿病など。
症状と影響
- 視界のぼやけ、めまい、立ちくらみ。
- 血圧が急激に低下すると失神し、転倒や骨折などの二次的な怪我を招く恐れがあります。
予防と対処法
低血圧の原因は多岐にわたります。治療は原因と症状の重症度に応じて選択します。
- 重度の場合は点滴や必要に応じて抗生物質投与が必要になることがあります。
- 薬が原因の場合は医師に相談し、薬剤の変更や投与量の調整を行います。
- 日常的な対策としては、十分な水分補給、食塩の適度な摂取、規則的な運動、アルコールの節制、ストレス管理、長時間の立位を避け、炭水化物を中心とした少量の食事を摂ることが推奨されます。
