血液型が合っていても輸血が危険になる理由とは
血液型が一致すれば輸血は安全か
血液型が一致している場合、輸血は危険ではなく、失血した体を補い、特定の疾患治療に不可欠な命を救う手段です。
血液型適合の仕組み
赤血球表面にある抗原(A、B、Rhなど)の有無で血液型が決まります。受血者の免疫系は、同じ抗原構造を持つドナーの血液を「自己」と認識し、攻撃しません。
不適合な血液を受けた場合の輸血反応
不適合な血液を輸血すると、受血者の免疫系がドナーの赤血球を異物とみなし、攻撃します。これが「輸血反応」と呼ばれる状態です。症状は軽度から重篤まで様々で、以下のようなものがあります。
- 発熱・寒気
- 吐き気・嘔吐
- 息切れ・呼吸困難
- 血圧低下
重症例では腎不全、肝障害、さらには死亡に至ることもあります。そのため、輸血は必ず血液型が適合した血液で行う必要があります。
