味覚発作(ガストラトリー発作)とは何か

発作とは

発作は脳内の電気信号が乱れ、正常な脳機能が一時的に障害される状態です。エピレプシー財団によると、全身性強直間代発作(大発作)や欠神発作(小発作)など様々なタイプがあります。全身性強直間代発作は痙攣と意識喪失を伴い、欠神発作は外見上は覚醒しているように見えても実際には意識が欠如し、事後に記憶が残りません。単純部分発作は意識を失わないため診断が難しいことがあります。


単純部分発作

単純部分発作は脳のごく一部だけが電気的に興奮することで起こります。1987年に『Brain, A Journal of Neurology』に掲載された研究では、単純部分発作は幻覚(味覚、視覚、聴覚)や不安感、既視感(déjà vu)を引き起こすことが示されています。


味覚発作

味覚発作は単純部分発作の一種で、脳の特定領域が刺激されると実在しない味を感じます。同じ研究によれば、海馬や扁桃体を刺激すると味覚だけでなく、口の動きや顔面の痙攣、唾液分泌などの症状も現れることがあります。患者が報告する味は金属的で不快なことが多いです。


診断

単純部分発作は診断が困難です。ステレオ電気脳波計(SEEG)は、脳内部に電極を埋め込み7~10日間脳活動を記録し、発作の起点や広がりを詳細に評価できる有力な手法です。


治療

治療は原因に応じて異なります。薬剤や毒素が原因の場合はそれらを調整し、脳の構造異常や感染症(髄膜炎など)による場合は抗てんかん薬の使用と副作用のバランスを考慮します。場合によっては外科的アプローチが検討されることもあります。

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