水頭症(すいとうしょう)とは何ですか?

水頭症とは

水頭症(すいとうしょう)は、脳の四つの脳室で生成される脳脊髄液(CSF)が過剰に蓄積し、脳内や脊髄腔に溜まる状態を指します。液体は脳の外へ流れ、脊髄腔へも移動します。

症状

  • 乳児・幼児:イライラ、眠気、嘔吐などが見られます。
  • 子ども・成人:視界がぼやける、吐き気、歩行時のバランス変化などが現れます。

診断

臨床的な神経学的検査に加えて、画像診断が行われます。主にCT(コンピュータ断層撮影)やMRI(磁気共鳴画像)で脳室の拡大や液体の蓄積を確認します。

タイプ

  • 先天性水頭症:胎児期に発症し、生まれた直後に診断されます。
  • 後天性水頭症:病気や外傷に起因し、生後に発症することがあります。

治療法

  • シャント手術:脳脊髄液を体内の他部位へ排出する長いチューブを設置します。
  • 内視鏡的第三脳室開窓術(ETV):脳脊髄液の圧力を低減し、自然に再吸収させる手術です。

注意点・予後

シャントは閉塞や故障のリスクがあるため、定期的な経過観察が必須です。治療しない場合は致死的になることがありますが、治療後も身体的・神経学的な課題が残ることがあります。

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