副交感神経と交感神経が協力する典型的な例とは?

1. 潜在的脅威への反応(捕食者に遭遇した場合)

交感神経系が活性化し、闘争・逃走反応が開始され、心拍数が上昇し、瞳孔が拡大し、身体が迅速に行動できる状態になる。

同時に副交感神経系は抑制され、消化・唾液分泌・排尿などの非必須活動が減少し、エネルギーが節約される。

2. 大量の食事摂取時

副交感神経が活性化し、消化酵素の分泌増加や腸蠕動が促進され、栄養吸収が円滑になる。

交感神経は抑制され、心拍数や骨格筋への血流が一時的に低下し、消化器系への血流が優先される。

3. 食後の安静・消化期

副交感神経が優位となり、消化器官の活動が活発化し、体がリラックスした状態になる。

交感神経は抑制され、心拍数・血圧・代謝率が全体的に低下し、休息が促進される。

4. 運動時

交感神経が活性化し、心拍数・血圧・気管支拡張が増大し、酸素供給と換気が強化される。

副交感神経は一時的に抑制され、消化や生殖機能が低下し、エネルギーが筋肉運動に集中する。

以上の例は、副交感神経と交感神経が相互に調整しながら恒常性を保ち、さまざまな内外刺激に適応していることを示す。

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