二度火傷と三度火傷の違いは?
火傷は最も一般的な皮膚外傷のひとつです。火や化学薬品、電気、日光など様々な原因で起こります。火傷は1度、2度、3度に分類され、特に2度と3度の火傷は重症です。
二度火傷の特徴
- 表皮の下の真皮まで達するため、水ぶくれができる。
- 痛みが強く、腫れや炎症が伴う。
- 汗腺・毛包・皮脂腺が損傷するが、真皮全層が破壊されるわけではない。
- 体液の喪失が起こりやすく、ショック状態になる危険がある。
二度火傷の対処法
- 患部をすぐに冷水で冷やす(15〜20分)。
- 水ぶくれは破らずに保護し、清潔なガーゼで覆う。
- 重症の場合はショック症状の有無を確認し、医療機関を受診する。
- 日焼けも二度火傷の一例である。
三度火傷の特徴
- 表皮と真皮の全層が破壊され、皮下組織や筋肉、骨にまで損傷が及ぶことがある。
- 皮膚は白色、焦げた黒色、または炭化したように見える。
- 神経末梢が破壊されるため、初期は痛みを感じにくい。
- 大量の体液喪失と感染リスクが高い。
三度火傷の対処法
- 清潔な布や滅菌ガーゼで患部を覆い、感染を防ぐ。
- ショック症状(皮膚の冷感、呼吸浅く、血圧低下、唇や爪が青紫色)を確認し、すぐに救急車を呼ぶ。
- 焦げた衣類は無理に除去せず、氷や冷水は直接当てない。
- 可能であれば足を少し上げ、血流を重要臓器に保つ。
