フロログルシノール水和物錠の用途・作用機序・試験方法
概要
フロログルシノール水和物錠は、トレンス試薬およびボーントラガー試験に用いられ、アルデヒドとケトンを識別する試薬です。
原理
フロログルシノールは1,3,5-トリヒドロキシベンゼンで、ヒドロキシ基がアルデヒドやケトンと縮合反応を起こします。トレンス試薬では、フロログルシノールがアルデヒドと反応して赤紫色の生成物を形成し、ケトンは無色のままです。ボーントラガー試験では、ケトンと反応して黄色〜橙色の生成物が得られ、アルデヒドは変化しません。
試験手順
トレンス試薬によるテスト
- 試験管にアルデヒドまたはケトン溶液を数滴加える。
- トレンス試薬を2〜3滴加える。
- 試験管をやさしく加熱する。
ボーントラガー試験
- 試験管にアルデヒドまたはケトン溶液を数滴加える。
- ボーントラガー試薬を2〜3滴加える。
- 試験管をやさしく加熱する。
観察結果
トレンス試薬
- アルデヒド:赤紫色が現れる。
- ケトン:色の変化なし。
ボーントラガー試験
- アルデヒド:色の変化なし。
- ケトン:黄色〜橙色が現れる。
