酸による皮膚火傷の治療法とは?

化学物質による火傷(酸火傷)は非常に痛みを伴います。治療は火傷の重症度に応じて行いますが、他の火傷と同様の処置に加えて守るべきポイントがあります。

原因

  • 塩酸やフッ化水素酸、苛性ソーダ(苛性カリ)、水銀、石灰などの有害な化学物質が酸火傷の主な原因です。

初期処置

  • 第一・第二度の火傷と同様に、まず大量の冷水またはぬるま湯で患部を十分に洗い流します。化学物質を除去し、痛みを一時的に和らげる効果があります。

二次処置

  • 洗浄後はすぐに指輪やアクセサリーなどの装飾品を外し、清潔で乾いたガーゼで患部を覆います。症状が重い場合は医師の診察を受けましょう。痛みが強いときは、イブプロフェンやナプロキセンなどの市販鎮痛剤を使用しても構いません。

治療上の注意点

  • 火や熱い表面による火傷とは異なり、酸火傷には抗生物質入りの軟膏や保湿剤を使用しないでください。薬剤の成分が火傷原因の化学物質と反応し、症状を悪化させる恐れがあります。

経過観察・フォローアップ

  • 深刻な酸火傷の場合は、破傷風予防接種を受けることが推奨されます。患部は清潔に保ち、ガーゼは定期的に交換して感染を防ぎましょう。

やけど - 関連記事