アルカリやけどの対処法
アルカリやけどの概要
化学薬品を扱う際は危険が伴い、特にアルカリ化合物は皮膚にやけどを起こすことがあります。アルカリが皮膚に付着すると、皮膚中の酸と中和反応を起こして熱を発生させ、たんぱく質を変性させ、組織を乾燥させます。最も重要な対処は、化学物質との接触をすぐに止め、たっぷりの水で洗い流し、アルカリを薄めることです。
必要なもの
- 柔らかい毛のブラシ
- 水
- 体温計
対処手順
- 固形アルカリの場合:まず柔らかい毛のブラシで皮膚に付着した粉末や固形物をすぐに払拭します。水で溶かすと熱が発生しやけどが悪化するため、必ず乾いた状態で除去してください。
- 流水で洗浄:固形・液体を問わず、連続した大量の流水で患部を洗い流します。流水はアルカリを薄めるだけでなく、溶解時に発生する熱を冷ます効果があります。深部まで浸透したアルカリも、十分な水量で希釈できます。
- やけどの深さを確認:皮膚が黒く変色し、乾燥した硬いかさぶたができているかを観察します。濃度、接触時間、量が深さに影響します。
- 体温のチェック:体温計で体温を測定し、急激な上昇がある場合はショックの可能性があります。患部が直径3インチ(約7.5cm)以上の場合は、速やかに救急医療を受けてください。
- 疼痛の緩和:市販の鎮痛剤で痛みを和らげます。鎮痛剤で十分に痛みが取れない場合は、医療機関を受診してください。
