心肺停止とは何か?

心肺停止(Cardiopulmonary arrest)とは、心臓と肺の機能が同時に停止する状態を指します。英語では「heart attack(心臓発作)」とも呼ばれ、発症するとすぐに呼吸や脈がなくなり、意識を失います。迅速な救急対応が不可欠です。

症状

  • 胸部に締め付け感や鋭い痛みを感じた直後、意識が失われることがあります。
  • 心肺停止が起きた場合、呼吸が止まり、脈拍が測れません。
  • 心音が聞こえず、瞳孔が拡大します。

原因

  • 最も一般的なのは冠動脈疾患で、動脈壁にプラークが蓄積し血流が遮断されます。
  • その他、コカインやタバコの使用、先天性心疾患、極端な低温、強いストレスなども原因となります。

診断

  • 心肺停止が止まった後に、心電図(ECG)で不整脈や心筋障害の有無を確認します。
  • 血液検査で心筋トロポニンなどのマーカーを測定し、心筋障害の有無を評価します。
  • 冠動脈造影により、血管の狭窄や閉塞部位を直接観察します。

治療

  • まずはすぐに救急車を呼び、心肺蘇生(CPR)を開始します。
  • 薬剤として、アスピリン、ニトログリセリン、鎮痛剤が使用されます。
  • 症状や重症度に応じて、血管形成術(PCI)や冠動脈バイパス術、β遮断薬、抗凝固薬などが施されます。

予防・対策

  • 喫煙、肥満、高血圧は心臓病の主要リスクです。禁煙・適正体重の維持・血圧管理が重要です。
  • バランスの取れた食事と定期的な運動により、心血管系の健康を保ちます。
  • 胸部の痛みや異常を感じたら、すぐに医療機関へ相談し、早期治療を受けることが予防につながります。

心血管疾患 - 関連記事