子どもの心臓不整脈を見分けるポイント
子どもの心臓不整脈とは
不整脈は心拍が通常と異なる状態を指します。子どもに見られる不整脈は、心拍が抜けたり速くなったりすることで、心臓の電気信号伝達に問題があるサインです。診断と治療は小児心臓専門医に相談してください。以下のサインに気付いたら、早めに医師の診察を受けましょう。
不整脈のチェックポイント
- 心拍が「変だ」と言うか確認
子どもが心臓の鼓動が変だと訴える場合、医師に伝えてください。特に心房細動のように速い心拍が続く場合は緊急対応が必要です。
- 年齢相応の心拍数か確認
新生児は1分間に140回程度、年長児は安静時で50〜100回が目安です。持続的な速い心拍(頻脈)は小児の不整脈で最も多く、呼吸が速く浅くなることもあります。
- 遅い心拍(徐脈)に注意
頻脈ほどは一般的でないものの、心拍が遅すぎると血液供給が不足します。乳児の心拍は80回/分未満にならないように確認してください。
- 倦怠感やめまいがないか
洞不全症候群の子どもは疲れやすく、めまいを訴えることがあります。頻脈と徐脈が交互に起こることもあります。
- 失神歴があるか
失神は洞不全症候群や長QT症候群のサインです。長QT症候群は遺伝性で、心電図でQT間隔が延長していることが分かります。
- 運動時の体力低下
他の子どもと比べてすぐに息切れしたり、頻繁に休む場合は房室ブロックの可能性があります。心拍が極端に遅くなり失神が起きたら、ペースメーカーが必要です。
- 定期的な検診を受ける
症状が出ない不整脈もあります。たとえば、WPW症候群は心房と心室の間に異常伝導路があり、薬物療法や手術が必要になることがあります。
不整脈は早期発見が重要です。気になるサインがあれば、すぐに小児心臓専門医に相談しましょう。
