冠動脈疾患の事前確率とリスク評価

診断の概要

冠動脈疾患(CAD)は、冠動脈に脂肪性プラークが蓄積し、動脈硬化を引き起こすことで発症します。動脈が狭くなると心臓への血流が減少または遮断され、心筋に障害が起こります。

遺伝的要因

特定の人種・民族は冠動脈疾患の事前確率が高いとされています。アフリカ系アメリカ人、ヒスパニック系、ネイティブ・アメリカン、ハワイ先住民などがリスクが高く、家族に心臓病や冠動脈疾患の既往がある場合も同様です。

リスク要因

喫煙、肥満・過体重、運動不足、過度の飲酒、高脂肪・高コレステロール食、糖尿病、高血圧、高コレステロール血症などがCADの発症リスクを高めます。

症状

冠動脈が70%以上狭窄した段階で初めて症状が現れることが多いとされています。胸痛、呼吸困難、吐き気、肩・首・顎・背部の痛みなどが典型的な症状です。

年齢と注意点

米国心臓協会のデータによれば、冠動脈性心疾患で死亡する人の83%以上が65歳以上です。男性は40代半ば、女性は50代半ばからリスクが上昇し始めます。

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