マグネシウムと心拍数の関係
マグネシウムの供給源
- 緑色野菜(ほうれん草など)
- 一部の豆類(大豆、エンドウ)
- 種子・ナッツ類
- 未精製の全粒穀物
- ミネラル分が豊富な硬水
マグネシウムの主な機能
マグネシウムはエネルギーの貯蔵・転送・利用、たんぱく質・炭水化物・脂質の代謝、細胞膜の正常な機能維持、甲状旁腺ホルモン分泌の調整に関与します。また、血圧を下げ血管抵抗を調整する役割もあります。
正常値
全身のマグネシウム総量は約2,000 mEq(ミリ当量)です。細胞内濃度は約40 mEq/L、血中濃度は通常1.7〜2.3 mEq/Lです。体内の大部分は骨に蓄えられています。
異常の原因
低マグネシウム血症(低Mg)は主に腎臓からの排泄増加や栄養吸収不良が原因です。一方、高マグネシウム血症(高Mg)は腎不全が最も一般的な原因です。
低マグネシウム血症と心拍への影響
低Mgは心室頻拍や心室細動といった不整脈を引き起こし、脈拍の不規則や動悸(心拍の強い打ち込み)を伴うことがあります。
高マグネシウム血症と心拍への影響
過剰な血中マグネシウムは心拍数を低下させ、重度の場合は著しい低血圧を招きます。血中濃度が7 mmol/Lを超えると完全な心ブロックが生じ、最悪の場合は心停止に至ります。
