補聴器のリスニングチェックと手順ガイド
基本機器とチェックスケジュール
補聴器を装着している方は、聴覚専門医(Audiologist)から、補聴器の出力を測定できる専用聴診器と、バッテリーの状態を確認できるテスターを受け取ります。また、定期的なリスニングチェックのスケジュールを提案されることが多く、そのスケジュールは必ず守り、機器に異常を感じた場合は随時追加でチェックを行いましょう。両耳に装着している場合は、聴力の良い第三者にチェックを手伝ってもらうと安心です。なお、子どもが補聴器を使用している場合は、セント・ジュード小児病院の推奨通り、毎日チェックすることが望まれます。
バッテリーのチェック方法
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まず、補聴器のバッテリーをテスターに入れます。出力が低下している、またはテスターが警告を示した場合は、すぐにバッテリーを交換してください。予備のバッテリーを常に数本手元に置いておくと便利です。
古いバッテリーをそのまま補聴器に入れたままにすると、腐食が進み機器自体を永久的に損傷する恐れがありますので注意が必要です。
補聴器本体のチェック方法
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バッテリーが正常であることを確認したら、補聴器を聴診器に装着し電源を入れます。補聴器を頭から数センチ離し、普段通りの声で話しながら音量調整ノブを回してみましょう。
聴診器で音量の変化、ノイズ、フィードバック、音声の歪みなどがないか確認します。異常がある場合は、清掃や専門業者による点検が必要です。
トラブルの見分け方と対処法
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国立聴覚障害・コミュニケーション障害研究所(NIDCD)によれば、補聴器自体の不具合以外にも、以下のような要因で聞こえに違和感を覚えることがあります。
- 背景音が大きすぎる
- 装着時の不快感
- 自分の声が過度に増幅される
特に補聴器使用が初めて、あるいは新しい機種に切り替えた直後は、これらの感覚に慣れるまで時間がかかります。
背景音が気になる場合は、徐々に聞き取り対象の音に意識を向ける練習をすると慣れやすくなります。不快感が続く場合は、聴覚専門医に相談し、装着時間を調整してもらうと良いでしょう。自分の声の増幅が気になる場合も、慣れが来れば自然に減少しますが、長期間改善しない場合は専門家に再調整を依頼してください。
まとめ
補聴器のリスニングチェックは、バッテリー、出力、そして使用感の3点を定期的に確認することで、機器の性能を最大限に保ち、快適な聞こえを維持できます。異常を感じたら早めに専門医に相談し、適切なメンテナンスを行いましょう。
