牛海綿状脳症(BSE)の死亡率と概要
牛海綿状脳症(BSE)とは
牛海綿状脳症(BSE)は、プリーンと呼ばれる異常に折りたたまれたタンパク質が脳や脊髄に蓄積し、神経細胞を破壊する進行性・致死性の神経変性疾患です。発症すると運動失調、行動異常、最終的には死亡に至ります。
死亡率はほぼ100%
発症した牛はほぼ必ず死亡し、致死率は実質的に100%です。人に感染した場合は変異型クロイツフェルト・ヤコブ病(vCJD)となり、こちらも致死率は約100%とされています。
歴史と現在の状況
最初にBSEが確認されたのはイギリスの1986年で、当初は急速に世界各地へ拡大しました。しかし、飼料の規制や検査体制の強化、農場管理の改善により、近年は新規症例が大幅に減少しています。
ヒトへの影響:変異型CJD
vCJDは非常に稀な疾患で、全世界で約200例程度と推定されています。感染経路は主にBSEに汚染された肉製品の摂取と考えられていますが、現在は食の安全管理が徹底されているためリスクは極めて低いです。
まとめ
BSEは牛にとってほぼ致死的な疾患であり、ヒトへの感染リスクも高いものの、厳格な対策により現在はほぼ抑制されています。
