静脈内薬物乱用の影響
静脈に薬物を注射する(IV)使用は、使用する薬の種類や頻度、注射時の行動により健康に深刻な影響を及ぼします。感染症の拡大リスクも高く、公共の健康問題としても重要です。以下に、米国国立薬物乱用研究所(NIDA)が示す主な影響をまとめました。
皮膚感染症
- 注射針による傷口から細菌が体内に侵入し、膿瘍や蜂窩織炎などの皮膚感染症を引き起こすことがあります。
精神的変化
- アンフェタミン系の刺激薬は、イライラ、過度の不安、落ち着きのなさ、偏執症、パニック発作などを誘発します。
心血管系への影響
- 注射薬は心拍数や血圧の急激な変動をもたらし、心停止、脳卒中、致命的な合併症のリスクが高まります。
消化器系への影響
- モルヒネやヘロインなどは食欲減退、吐き気、嘔吐、便秘などの消化器症状を引き起こすことがあります。
呼吸器系への影響
- モルヒネやバルビツール酸系薬物の使用は、呼吸抑制、呼吸数低下、最悪の場合は呼吸停止に至ります。
神経系への影響
- 軽度の行動・気分変化から、重篤な痙攣や脳卒中まで、さまざまな神経学的症状が現れます。
感染症リスク
- 汚染された注射器や針を使用すると、B型・C型肝炎ウイルスに感染し、肝硬変や肝がんの原因となります。
