ハイインデックスレンズの種類と選び方

屈折率とは

屈折率(IR)は、光が空気からレンズ素材へ進むときの速度差を示す数値です。一般的なプラスチックレンズの屈折率は1.50です。ハイインデックスレンズは素材が高密度であるため光を効率的に曲げ、屈折率が高くなるほどレンズは薄くなります。

プラスチックレンズとガラスレンズ

眼鏡レンズで最も多く使われるのはプラスチックです。標準的なプラスチックレンズの屈折率は1.49〜1.50です。一方、ガラスレンズは重量が約2倍と重く、一般的ではありませんが屈折率は1.52です。屈折率が1.52を超えるものはハイインデックスレンズと呼ばれ、主に1.54〜1.74の範囲が使用されています。

ポリカーボネートレンズ

ポリカーボネートはプラスチックより軽く、衝撃に強いため子供やスポーツ、作業用に適しています。ハイインデックス素材の一つで屈折率は1.586です。ただし、特定の度数ではプラスチックやガラスレンズに比べて光学的な鮮明さがやや劣ることがあります。

ハイインデックス技術の進化

PPG社が開発した軽量レンズ「Trivex」は、ポリカーボネートよりもクリアな視界を提供します。屈折率は1.53で、軽量かつ破砕に強く、製造方法により光学的な鮮明さが向上しています。Trivexはポリカーボネートよりも傷に強く、着色も可能ですが、やや厚めになる点があります。

ハイインデックスレンズの選び方

眼科医や眼鏡店のスタッフが、処方の度数やフレームのサイズ・形状に合わせて最適なハイインデックスレンズを提案します。レンズ選択は処方の強さとフレームのタイプが主な判断材料です。

目と視力障害 - 関連記事