緑内障予防のための栄養と生活習慣

緑内障は、眼球内の液体圧が上昇し視神経が損傷することで最も頻繁に発症します。放置すると失明につながりますが、初期段階では症状が現れにくいのが特徴です。1〜2年に一度は眼科検診を受け、早期発見に努めましょう。また、バランスの取れた食事、定期的な運動、禁煙などの健康的な生活習慣は、目だけでなく全身の機能を保つ上でも重要です。

栄養と目の健康

特定の食材が緑内障を直接防げるかは確実ではありませんが、目の健康に寄与する食品は多数あります。カリフォルニア大学のシニア栄養サービスによれば、色とりどりの果物や野菜を豊富に摂る食事は、ビタミンや抗酸化物質を供給し、眼の健康を支えます。具体的には、オレンジやイチゴ、アプリコット、カンタロープなどの果物、ブロッコリー、ほうれん草、にんじん、ロメインレタス、さつまいもといった野菜が挙げられます。さらに、植物油、麦胚芽、種子、ナッツ類はビタミンEの優れた供給源で、抗酸化作用があります。

リスク要因

年齢、糖尿病や高血圧などの慢性疾患、眼圧の上昇、民族的背景は緑内障のリスクを高めます。米国退役軍人局のデータによると、アフリカ系アメリカ人は発症年齢が若く、失明になる確率が他の人種の約4倍です。また、家族歴や過去の眼外傷、視覚障害も注意が必要です。

視力維持のための生活習慣

糖尿病や高血圧といった血管系の問題は視力低下の大きなリスクです。適切な食事と運動でこれらを予防・管理できることが多いです。かかりつけ医に栄養士や管理栄養士への紹介を依頼すれば、個々に合った食事指導が受けられます。保険が適用される場合もありますので、リスク要因を把握し、可能な範囲でコントロールすることが重要です。

治療について

緑内障は完治が難しいものの、早期に適切な治療を受ければ進行を抑制できます。診断のための各種検査に基づき、眼圧を下げる点眼薬、経口薬、レーザー治療や手術などが選択肢となります。失われた視力は回復できませんが、早期治療により視力低下の速度を遅らせられます(米国国立衛生研究所)。

眼のケア

目に異常を感じたら、次回の定期検診を待たずにすぐに眼科医を受診してください。早期発見が失明防止につながります。また、外出時は帽子やサングラスで紫外線から目を守り、作業時は安全ゴーグルを使用して外傷や化学薬品からの損傷を防ぎましょう。自ら積極的に目の健康を管理し、クリアな視界を保ちましょう。

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