髪がパサつく医学的原因と対策
髪がパサつく(もろくなる)原因は、保湿や皮脂が不足し、柔らかさとツヤが失われることです。過度なブロードライや不適切なシャンプー、塩素プールでの泳ぎなど日常のケアが影響することもありますが、基礎疾患が隠れている場合もあります。原因が分からない、長期間改善しない場合は、医師への相談をおすすめします。
クワシオルコール(タンパク質欠乏症)
重度のタンパク質不足により起こる栄養失調で、特に食糧不足が続く地域や災害後に多く見られます。十分なタンパク質を摂取すれば、もろい髪は改善されます。
拒食症(アノレキシア)
身体的だけでなく精神的な障害でもある拒食症は、自己評価の低さや細身が美しいという社会的プレッシャーが原因です。極端な食事制限により必要な栄養が不足し、髪が弱くなります。
甲状腺機能低下症
甲状腺ホルモンが不足すると代謝が低下し、全身の細胞機能が低下します。その結果、髪が細くなり、もろくなることがあります。
トリコロヘシス・ノドーサ
毛髪の構造欠損で、過度のブラッシング、染毛、ブロードライ、塩素プール、紫外線などの物理・化学的ダメージが原因です。油分と水分が失われ、乾燥・もろさが生じます。
化学療法
がん治療に用いられる化学療法は、がん細胞だけでなく速く増殖する正常細胞(毛包細胞)も攻撃します。そのため、髪が乾燥しやすくなる、抜けやすくなるといった症状が現れます。治療終了後数週間で回復することが多いです。
