犬の真菌感染と脱毛
犬はさまざまな病気にかかりやすく、特に真菌感染は他の動物から伝染します。真菌感染は健康状態の悪化やストレス、掻きむしりが続くことで脱毛を引き起こすことがあります。
リングワーム
リングワームは動物同士で感染する皮膚真菌です。温かく湿度の高い環境で繁殖しやすく、毛根に侵入して毛軸を皮膚から切り離します。その結果、赤く鱗状の円形斑点が現れ、掻くと抜け毛が増えます。
酵母感染(マラセチア症)
マラセチアとも呼ばれる酵母感染は、赤く鱗状で油っぽく見える皮膚炎を引き起こします。かゆみを伴い、犬は頻繁に掻くため、毛が抜けやすくなります。
ブラストミコーシス
比較的稀な感染症ですが、呼吸器症状や全身倦怠感、食欲不振、失明を伴うことがあります。初期症状としては、丸く滲んだ潰瘍ができ、結痂すると痒くなり、掻くことで脱毛が起こります。
ヒストプラズマ症
こちらもまれな真菌感染で、体重減少、咳、発熱、下痢が見られます。喉や脇の下にリンパ節が腫れ、皮膚に潰瘍ができることがあり、掻くことで毛が抜けます。
まとめ
これらの真菌感染が疑われる場合は、速やかに獣医師に相談してください。感染が進行すると犬の体に深刻なダメージを与え、脱毛だけでなく命に関わる危険があります。
