脱毛の原因になる薬とは?
健康であると感じていても、突然髪が抜け始めることがあります。原因が病気や更年期でない場合、服用している薬が関与していることがあります。以下に、脱毛を引き起こす可能性のある主な薬剤とそのメカニズムを紹介します。
抗うつ薬
- セレクサ(Celexa)などの抗うつ薬は、髪の主成分であるタンパク質やアミノ酸を減少させ、脱毛を引き起こすことがあります。ゾロフト(Zoloft)、プロザック(Prozac)、パキシル(Paxil)も報告されています。
ステロイドおよび非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)
- ステロイドは男性ホルモンに似た作用を持ち、テストステロン様の効果で髪が細くなったり抜けやすくなります。また、過剰なビタミンA摂取も脱毛の原因となります。
ニキビ治療薬(アキュテイン)
- アキュテインは皮脂の分泌を抑えるため、毛根の腺組織に影響し、髪が乾燥・脆くなり抜けやすくなります。服用中止後に脱毛を感じる人もいれば、開始直後に起こる人もいます。
化学療法
- がん治療で使用される化学療法薬は、毛母細胞の分裂を阻害し、髪が細くなって抜けます。薬の種類・投与量・個人差により程度は異なりますが、治療終了後に再び毛が生えてきます。
避妊薬(経口避妊薬)
- 経口避妊薬に含まれるホルモンは、体内のホルモンバランスを変化させ、テロゲンエフルビウムという一過性の脱毛を引き起こすことがあります。通常は数ヶ月で自然に回復します。
脱毛が疑われる場合は、服用中の薬について医師に相談し、必要に応じて代替薬や用量調整を検討してください。
