純水に入れた赤血球はどうなるか?
赤血球は純水で溶血します
純水に入れた赤血球は浸透圧の差により細胞内に水が流入し、膨張して最終的に破裂します。この現象は「溶血(hemolysis)」と呼ばれます。
赤血球の構造と機能
赤血球はヘモグロビンを含む酸素運搬細胞で、柔軟性が高く狭い血管を通過できます。
浸透圧の違いが引き起こす変化
赤血球内部の溶質濃度は外部より高く、純水(溶質がほぼなし)の外側では浸透圧が低いため、水分子は細胞内へ移動します。結果として細胞は膨張し、膜が破れ溶血が起こります。
溶血が起きる条件と対照例
溶血は低張(hypotonic)溶液、すなわち細胞よりも溶質濃度が低い環境で起こります。一方、高張(hypertonic)溶液では外部の浸透圧が高くなるため、赤血球は逆に水分を失い収縮します。
