脱水とヘマトクリットの関係を理解する
脱水が血液濃度に与える影響
通常、血漿と赤血球は約55%対45%の比率で存在し、ヘマトクリット(Hct)は約45%です。
脱水状態になると、様々な生理的・病理的要因で体内の水分が失われます。その結果、血漿量が減少し、相対的に赤血球の割合が増加します。これによりヘマトクリット、パックドセル容積(PCV)ともに上昇し、血液の粘度も高くなります。
血液が濃くなると、循環抵抗が増し、心臓への負担や血栓形成リスクが高まることがあります。臨床では、脱水が疑われる場合にヘマトクリット測定が有用です。
