A型肝炎の歴史

  1. 20世紀以前の記録

    • ヒポクラテスは黄疸を肝臓疾患の症状として記録し、後に肝炎と認識されました。8世紀までにこの病は感染性であることが知られ、1885年には血液輸血で肝炎が伝播することが実証されました。

  2. 近代的な初期同定

    • 第二次世界大戦中、連合軍の大量接種で使用された汚染針による肝炎アウトブレイクが報告されました。1973年にロバート・H・パーセルがB型肝炎ウイルスを単離し、A型肝炎ウイルスはその約10年後に同定されました。現在、肝炎ウイルスは7種類が知られています。

  3. 報告された症例数の推移

    • 1988年、米国でA型肝炎の症例は27,000件と報告され、1995年には35,000件に増加しました。しかし多くは未報告で、実際の罹患数はこれよりはるかに多いと考えられます。CDCは2003年の報告件数を7,653件とし、実際の発生は約33,000件と推定しています。

  4. 上海での研究

    • 1988年、上海の疫学者は二枚貝を介した大規模なA型肝炎アウトブレイクを調査しました。この研究は、発展途上国での罹患率が先進国より高いことを示し、該当地域へ旅行する際は予防接種が推奨されることを指摘しています。

  5. 初のワクチン

    • 米国では1995年にFDA承認を受けたA型肝炎ワクチンHAVRIX®が登場し、翌年の1996年にVAQTA®が続きました。いずれも不活化ウイルスワクチンで、生ワクチンは含まれていません。予防接種は感染防止の最も効果的な手段です。

      詳しい情報はCDC A型肝炎ページをご覧ください。

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