ヘルペスウイルスの実態と対策

ヘルペス単純ヘルペスウイルスはHSV-1とHSV-2の2種類があり、いずれも性行為を通じて感染することがあります。HSV-1は主に口周りに現れ、液体を放出する水疱(口唇ヘルペス)を形成します。一方、HSV-2は主に性器付近に感染し、性器ヘルペスを引き起こします。

初期症状

  • HSV-1に感染した場合、口周りに水疱ができる前にチクチク感やピリピリ感を感じることがあります。症状が出た時点で感染力があり、他部位や他人へ感染させる可能性があります。
  • HSV-2は性器に一つまたは複数の水疱として現れますが、無症状の人も少なくありません。

直接接触による感染

  • ヘルペスウイルスは感染した部位との直接接触でのみ伝染します。表面や衣類、石鹸などを介した感染は起こりません。

罹患率

  • 米国だけでも12歳以上で4500万人以上が性器ヘルペスに罹患しているとCDCは報告しています。女性の方が男性より罹患率が高く、女性は約4人に1人、男性は約8人に1人がウイルスを保有しています。

致死性

  • ヘルペス自体が子どもや成人の死亡原因になることは稀ですが、新生児は致命的になることがあります。妊娠中に性器ヘルペスがある場合は産科医の管理が必要で、場合によっては帝王切開が推奨されます。

発症期間と再発

  • 水疱ができてから完全に治癒するまでは通常1週間程度です。ストレス、日光、アルコール摂取などが再発のきっかけとなり、年に数回発症することがあります。時間とともに再発回数は減少する傾向があります。

治療法

  • ヘルペスウイルスは根治できませんが、抗ウイルス薬で症状を軽減できます。口服薬や外用薬(例:ファムビル、バルトレックス、ゾビラックス)が処方されます。

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