帯状疱疹の検査と診断方法
水痘帯状疱疹ウイルスは、水痘(子どもの頃の病気)と帯状疱疹という2つの疾患を引き起こします。水痘は主に小児期に発症しますが、帯状疱疹は高齢者に多く見られ、潜伏していたウイルスが再活性化して水痘に似た発疹を出します。診断は主に身体検査で行われますが、必要に応じて血液検査や病変の採取などが行われます。
既往歴の確認
医師は、患者が過去に水痘に罹患したかどうかを確認します。水痘にかかったことがない人は帯状疱疹を発症しません。
視覚的診察
メイヨークリニックによると、視覚的診察が最も簡単かつ迅速な診断方法です。帯状疱疹の特徴的な水疱は、体の片側または帯状に限局します。
症状の報告
患者が訴える症状も診断の重要な手がかりです。神経走行に沿った鋭い灼熱感や疼痛(通常は体の片側に限られる)は、国立神経障害研究所(NINDS)が示す典型的な症状です。
血液検査
水疱が出ていなくても、血液中の抗体やウイルスDNAを測定することで帯状疱疹の有無を判定できます。
水疱の採取・検査
皮膚の水疱やかさぶたをスクレーピングし、実験室でウイルスの有無を確認することで確定診断が可能です。
まとめ
帯状疱疹の診断は、過去の水痘歴、皮膚症状の視覚的確認、患者の疼痛訴え、血液検査、そして必要に応じた病変採取の組み合わせで行われます。早期発見と適切な治療が、合併症の予防につながります。
