ヘルペスを放置したときの危険性

種類

  • 口唇ヘルペス(HSV-1): 口や唇にできる水疱や口内炎の原因。
  • 性器ヘルペス(HSV-2): 性器・肛門周辺にできる水疱や潰瘍の原因。
  • ※HSV-1は口唇だけでなく、オーラルセックスにより性器へも感染することがあります。

特徴

  • 感染経路は皮膚・粘膜の直接接触(口→口、口→性器、性器→性器、性器→肛門、肛門→肛門など)。握手などの短時間接触での感染は極めて稀です。
  • 多くの感染者は無症状ですが、症状が出る場合は初期に痛みやかゆみが現れ、数日で水疱ができ、破裂して膿や血が出ます。治療せずに放置すると痂皮ができて自然に治りますが、治療により回復が早まり、早期に開始すれば発症自体を防げることもあります。

考慮すべき点

  • ヘルペスウイルスは体内に潜伏し続け、一度感染すると生涯にわたり再発や他者への感染リスクがあります。
  • 抗ウイルス薬による治療は、発症頻度・期間・症状の重さを軽減し、他者への感染リスクも低減します。口唇ヘルペスの場合は外用薬で症状緩和が可能です。

警告

  • 免疫力が低下していると重篤な発作や合併症(脳炎、髄膜炎など)を起こすリスクが高まります。
  • ヘルペスに感染しているとHIV感染リスクが上昇します。
  • 妊娠中にヘルペスを放置すると、胎児に脳障害・失明、さらには新生児の死亡につながる可能性があります。

予防・対策

  • 最も効果的な予防は感染リスクのある性行為を避けるか、感染していないパートナーとだけ関係を持つことです。
  • 性行為を行う場合は、常にラテックスコンドームを使用し、双方に症状があるときは性交渉を控えてください。
  • 感染が疑われる場合は早期に医師の診断を受け、適切な抗ウイルス治療を開始しましょう。

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